今の時期大変お世話になります。
ウール製品の品質基準をクリアしたことを示すマークとして、ウールマークがある。当初1964年に20ヶ国で始まったが、現在は140ヶ国で使用され、世界中の子供からお年寄りまで幅広く知られている。
ザ・ウールマーク・カンパニーは1937年にロンドンでオーストラリア等の羊毛生産国の出資で設立され、ウールのよさを世界中に知らせようという目的である。1998年にそれまでのIWS国際羊毛事務局から現在の名称になり、同時に民営化された。現在の本部はオーストラリアのメルボルンにある。日本支部は東京・豊島区高田にある。
なお、ウールマークのデザインはイタリア人デザイナーによるものである。毛糸球にフォルムをイメージしたものである。
なお、日本における承認第一号は日本毛織(ニッケ)である。日本にも数々の品質保証マーク(JISマーク、JASマーク、SGマーク、STマーク等)があるが、ウールマークは「コットンUSAマーク」(国際綿花表議会)とともに世界共通である。
ウールマークとはザ・ウールマーク・カンパニーが定めた品質基準をクリアした製品につけることが許されるものである。マークをつけるための基準は以下のようなものである。
ヒツジの新毛を使った純毛製品であること。
再生繊維には許されない。新毛99.7%以上が基準である(毛100%だからと言ってマークが付けられるわけではない)。
強度や染色堅牢度の基準をクリアしていること。
装飾用としての、他繊維の混入率は5%以内であること。
ウールマークライセンスをもつメーカーの製品であること。
ライセンスを取得するための審査(縫製の審査など)をクリアしないと、ライセンスは受けられない。
なお、新毛100%を示すウールマークのほかに、混毛率によって二つのマークがある。
ウールマークブレンド(新毛50%以上)
ウールブレンド(新毛30%?50%)
スポーツウール
かつて、ウールきものマークも存在したこともあった(鶴の形をしたマークである)。
繊維以外にもウールマーク認定商品があり、日本における洗剤では(花王「エマール」、ライオン「アクロン」)、漂白剤(ライオン「手間なしブライト」)、柔軟剤(ライオン「ふんわりソフラン」)、防虫剤(白元「パラゾール」、「ミセスロイド」(白元は防虫剤としての認定は世界初)、エステー「ムシューダ」、「ネオパラ」、「ネオパース」、金鳥「タンスにゴン」、アース製薬「ピレパラアース」、フマキラー「サザン」)があり、海外ではアメリカP&Gの洗剤「アイボリーホワイト」に適用している。
マークの下段の英字は従来は国によって違いがあった。日本の場合は「ALL NEW WOOL」「NEW WOOL 100%」であり、諸外国は「PURE NEW WOOL」であったが、現在のザ・ウールマーク・カンパニーになって、「WOOLMARK」に世界統一された。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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